中学歴史「新しい社会 歴史」 1問1答プリント
このページでは、中学校歴史の教科書「新しい社会 歴史(東京書籍)」の内容に基づいて作成した1問1答 形式のプリントを公開しています。
この教科書は、見開き2ページで1つの内容がまとめられています。ここで公開しているプリントでは、見開き2ページの内容に基づいた問題を1枚のプリントにまとめられています。95枚のプリント中に合計1161問の問題が収録されています。
利用はすべて無料です。学校の授業の復習用や中間・期末テスト対策、高校入試対策までご利用ください。
はじめに
これまでに、いくつかの歴史の1問1答プリントを作成しました。
ですが、学校の定期テスト用ならば教科書にあわせたものがよいだろうということで、頑張って作成しました。若干心配(?)なのは、来年度(2025年度)に教科書の改訂が入ることです。今回の改定はそれほど大きくはないとみていますが、あまりに変化してしまうようでしたら、作り直さなければならないかも(考えたくない。。。)。
なお、これだけの量の問題を作成できたのは、最近の生成AIのおかげです。作るために私がやった試行錯誤は、別のページで公開するつもりです(今は忙しいので無理)。
また、歴史上の出来事を発生順に並べ替えるプリントも公開しています。
これらのプリントの利用により何らかの不利益が生じた場合でも、当方は責任をとりません。利用規約にご同意の上、ご自由にご利用下さい。誤字・脱字や、間違いを発見された場合は、管理者(dsktcy.kkzn.junj@gmail.com)までご連絡いただけるとありがたいです。
古代までの日本
この単元の要約
最古の人類は約700万年前にアフリカで出現し、二足歩行を始めました。約200万年前には石器を使う原人が現れ、火や言葉の使用も始まりました。約20万年前にホモ・サピエンスが登場し、狩猟採集を行いながら世界に広がりました。1万年前に氷期が終わり、農耕や牧畜が始まり、新石器時代となりました。各地で文明が発展し、エジプト、メソポタミア、インダス、中国ではそれぞれ独自の文化や技術が生まれました。ギリシャの都市国家は民主政を行い、ローマは共和政から帝国へと発展し、宗教が広がりました。
日本列島は旧石器時代にユーラシア大陸と陸続きで、大型動物が生息していました。氷期が終わると、縄文時代には土器が作られ、植物の栽培が始まりました。弥生時代には稲作が広がり、小国が形成されました。大和政権が成立し、5~6世紀には中国や朝鮮半島との交流が深まり、日本文化や信仰が影響を受けました。6世紀には中国で隋が南北朝を統一し、大和政権では蘇我氏が台頭しました。推古天皇の下で聖徳太子と蘇我馬子が協力し、律令制度が整備されました。唐が中国を統一すると、日本は遣唐使を派遣し、唐の制度や文化を取り入れました。奈良時代には大宝律令が制定され、平城京が造営されました。天平文化は国際色豊かで、仏教が奨励されました。平安時代は桓武天皇が平安京に都を移したことから始まります。9世紀初頭、最澄と空海が新しい仏教を伝えました。藤原氏は摂関政治を展開し、国風文化が形成されました。9世紀には仮名文字が作られ、文学が発展しました。浄土信仰が広まり、平等院鳳凰堂が造られました。平安時代の人々は季節行事を行い、中国からの影響も受けていました。
プリント
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ページ | タイトル |
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20-21 | 人類の出現と進化 |
22-23 | 古代文明のおこりと発展 |
24-25 | 中国文明の発展 |
26-27 | ギリシャ・ローマの文明 |
28-29 | 宗教のおこりと三大宗教 |
30-31 | 旧石器時代と縄文時代の暮らし |
32-33 | 弥生時代の暮らしと邪馬台国 |
34-35 | 大王の時代 |
36-37 | 聖徳太子の政治改革 |
38-39 | 東アジアの緊張と律令国家への歩み |
40-41 | 律令国家の成立と平城京 |
42-43 | 奈良時代の人々の暮らし |
44-45 | 天平文化 |
46-47 | 平安京と律令国家の変化 |
48-49 | 摂関政治の時代 |
50-51 | 国風文化 |
中世の日本
この単元の要約
10世紀頃から武士が成長し、地方の武士団が朝廷に認められ、11世紀後半には源氏と平氏が有力となり、平清盛が武士として初めて政権を握りました。1185年、源頼朝が鎌倉幕府を開き、武士の政権が確立しました。鎌倉時代には将軍と御家人の主従関係が確立し、御成敗式目が制定されました。農業や商業も発展し、鎌倉仏教が広まりました。古代アジアでは遊牧民がチンギス・ハンにより統一され、モンゴル帝国が建国されました。フビライ・ハンは元を建国し、多文化交流を促進しました。モンゴル帝国は広範な交通路を整え、元の陶磁器や火薬がヨーロッパに伝わりました。元は日本を襲いましたが失敗し、その後も貿易と文化交流は続きました。日本では後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒し、新政を始めましたが、足利尊氏が室町幕府を開き、南北朝時代が始まりました。足利義満が南北朝を統一し、明との貿易や朝鮮との国交が行われました。琉球王国は中継貿易で栄え、アイヌ民族は蝦夷地で交易を続けました。農業は二毛作や灌漑設備の導入で生産量が増加し、手工業や商業も発展しました。応仁の乱後、戦国大名が台頭し、城下町を建設し商工業を振興しました。室町時代には貴族と武士の文化が融合し、茶の湯や能、水墨画や枯山水の庭園が発展し、民衆にも文化が広がりました。
プリント
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ページ | タイトル |
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64-65 | 武士の成長 |
66-67 | 院政から武士の政権へ |
68-69 | 鎌倉幕府の成立と執権政治 |
70-71 | 武士と民衆の生活 |
72-73 | 鎌倉時代の文化と宗教 |
74-75 | モンゴル帝国とユーラシア世界 |
76-77 | モンゴルの襲来 |
78-79 | 南北朝の動乱と室町幕府 |
80-81 | 東アジアとの交流 |
82-83 | 産業の発達と民衆の生活 |
84-85 | 応仁の乱と戦国大名 |
86-87 | 室町文化とその広がり |
近世の日本
この単元の要約
中世ヨーロッパでキリスト教が広がり、ローマ教皇が権威を持ちました。7世紀にはイスラム帝国が急速に拡大し、エルサレムを占領しましたが、十字軍の試みは失敗。イスラムから新文化がもたらされ、ペスト大流行後のルネサンスで人間の価値が見直されました。16世紀にはルターとカルバンが宗教改革を推進し、カトリックとプロテスタントの対立が生じました。この頃、羅針盤の実用化で大航海時代が始まり、ポルトガルとスペインがアメリカやアジアを植民地化。16世紀末にオランダが独立し、東インド会社を設立して貿易を行いました。
1543年にポルトガル人が鉄砲を種子島に伝え、1549年にザビエルがキリスト教を布教しました。南蛮貿易で鉄砲や絹織物が輸入され、信長と秀吉は経済発展と全国統一を進めましたが、秀吉の死後、徳川家康が関ヶ原の戦いに勝利し、1603年に江戸幕府を開きました。幕府は全国を支配し、厳しい年貢取り立てと貿易統制を行い、1639年に鎖国体制を確立。農地の拡大や農業技術の向上が進み、18世紀には農村商品作物が普及し、江戸が商業と文化の中心となりました。幕府は財政再建と産業発展を推進し、庶民文化が発展しました。
プリント
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ページ | タイトル |
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100-101 | 中世ヨーロッパとイスラム世界 |
102-103 | ルネサンスと宗教改革 |
104-105 | ヨーロッパ世界の拡大 |
106-107 | ヨーロッパ人との出会い |
108-109 | 織田信長・豊臣秀吉による統一事業 |
110-111 | 兵農分離と秀吉の対外政策 |
112-113 | 桃山文化 |
114-115 | 江戸幕府の成立と支配の仕組み |
116-117 | さまざまな身分と暮らし |
118-119 | 貿易の振興から鎖国へ |
120-121 | 鎖国下の対外関係 |
122-123 | 琉球王国やアイヌ民族との関係 |
124-125 | 農業や諸産業の発展 |
126-127 | 都市の繁栄と交通路の整備 |
128-129 | 幕府政治の安定と元禄文化 |
130-131 | 享保の改革と社会の変化 |
132-133 | 田沼意次の政治と寛政の改革 |
134-135 | 新しい学問と化政文化 |
136-137 | 外国船の出現と天保の改革 |
開国と近代日本の歩み
この単元の要約
17〜18世紀のヨーロッパでは、オスマン帝国の領土拡大に対抗し、フランスとイギリスが覇権を争いました。啓蒙思想が革命を引き起こし、イギリスとアメリカが新しい政治体制を確立。イギリスでは内戦が勃発し、共和政が成立しました。フランス革命後、ナポレオンが権力を握り、ヨーロッパの大半を支配しましたが、敗北後帝国は崩壊。国民意識の高まりにより、イタリアとドイツが統一。アメリカは南北戦争を経て工業化が進展し、資本主義と社会主義の対立が生じました。
1853年にアメリカのペリーが日本に来航し、開国を要求。1854年に日米和親条約を締結し、幕府の権威が低下。尊王攘夷運動が盛んになり、幕府は弱体化。1867年に幕府は崩壊し、明治維新が始まりました。日本は近代化政策を推進し、日清戦争を経て不平等条約を改正。国際的地位は複雑化し、朝鮮情勢やロシアとの関係が緊張しました。
プリント
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ページ | タイトル |
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150-151 | イギリスとアメリカの革命 |
152-153 | フランス革命 |
154-155 | ヨーロッパにおける国民意識の高まり |
156-157 | ロシアの拡大とアメリカの発展 |
158-159 | 産業革命と資本主義 |
160-161 | 欧米のアジア戦略 |
162-163 | 開国と不平等条約 |
164-165 | 開国後の政治と経済 |
166-167 | 江戸幕府の滅亡 |
168-169 | 新政府の成立 |
170-171 | 明治維新の三大改革 |
172-173 | 富国強兵と文明開化 |
176-177 | 近代的な国際関係 |
178-179 | 国境と領土の確定 |
182-183 | 自由民権運動の高まり |
184-185 | 立憲制国家の成立 |
186-187 | 欧米列強の侵略と条約改正 |
188-189 | 日清戦争 |
190-191 | 日露戦争 |
192-193 | 韓国と中国 |
194-195 | 産業革命の進展 |
196-197 | 近代文化の形成 |
二度の世界大戦と日本
この単元の要約
19世紀末、ヨーロッパは植民地拡大と共に対立が深まりました。ドイツに対抗するためフランス、ロシア、イギリスが三国協商を結成し、ドイツはオーストリア、イタリアと三国同盟を結びました。1914年のサラエボ事件を契機に第一次世界大戦が勃発し、多くの国が参戦し4年間続きました。戦後、パリ講和会議でドイツに厳しい条件が課され、ベルサイユ条約が締結されました。日本は山東省や南洋諸島を占領し、二十一か条の要求を中国に認めさせましたが、ワシントン会議で山東省の権益を中国に返還しました。1919年、朝鮮で三・一独立運動が起こり、日本の植民地支配に対する反発が広がりました。 1929年のニューヨーク株価大暴落は世界中に不況をもたらし、各国は経済政策を模索しました。アメリカのニューディール政策、イギリスとフランスのブロック経済、ソ連の独自政策が行われました。日本では二大政党制が成立しましたが、経済不況や関東大震災の影響で困難に直面しました。1931年の満州事変で日本は満州国を建国し、国際連盟を脱退しました。その後、軍部の影響力が増し、日中戦争が勃発、戦時体制が強化されました。 ナチス・ドイツは東方へ侵略し、1939年にポーランド侵攻で第二次世界大戦が始まりました。ドイツはフランスを占領し、イタリアと日本と三国同盟を結びました。日本は東南アジアへ侵攻し、1941年に真珠湾を奇襲、太平洋戦争が始まりました。1942年のミッドウェー海戦で日本は敗北し、戦争は長期化。1945年にドイツが降伏し、8月には日本も降伏して第二次世界大戦が終結しました。
プリント
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ページ | タイトル |
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208-209 | 第一次世界大戦 |
210-211 | ロシア革命 |
212-213 | 国際協調の高まり |
214-215 | アジアの民族運動 |
216-217 | 大正デモクラシーと政党内閣の成立 |
218-219 | 広がる社会運動と男子普通選挙の実現 |
220-221 | 新しい文化と生活 |
222-223 | 世界恐慌とブロック経済 |
224-225 | 欧米の情勢とファシズム |
226-227 | 昭和恐慌と政党内閣の危機 |
228-229 | 満州事変と軍部の台頭 |
230-231 | 日中戦争と戦時体制 |
232-233 | 第二次世界大戦の始まり |
234-235 | 太平洋戦争の開始 |
236-237 | 戦時下の人々 |
238-239 | 戦争の終結 |
現代の日本と私たち
この単元の要約
敗戦後の日本は領土を失い、アメリカの占領下に置かれました。多くの人々が復員し、引き上げにより人口が増えましたが、復興は困難でした。連合国軍の占領政策により非軍事化が進められ、戦争犯罪人の裁判も行われました。戦後、在日韓国・朝鮮人は差別や権利の制約に直面しつつも、共生に向けた取り組みが続いています。GHQの指導で日本は民主化が進み、憲法改正や農地改革などが行われました。日本国憲法は国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を掲げました。冷戦の始まりとともに日本の占領政策は経済復興重視に転換し、朝鮮戦争特需で経済が好転しました。1951年にサンフランシスコ平和条約で日本は独立を回復し、日米安保条約も締結されました。1950年代後半からの自民党長期政権のもと、1960年の安保条約改定では大規模な反対運動が起こり、原水爆禁止運動も広がりました。 冷戦終結後、ソ連のアフガニスタン侵攻により東西対立が再燃。ソ連は経済停滞と軍事費負担で国力が低下し、1985年にゴルバチョフ政権が成立。国内改革は失敗し、1989年に東ヨーロッパで民主化運動が高まり、共産党政権が崩壊。ベルリンの壁も崩れ、1989年に冷戦終結が宣言され、1991年にソ連が解体。冷戦後、国際協調が進み、国連やG20が重要な役割を果たす。地域統合も進展し、EUやAPECが発足。地域紛争は続き、ユーゴスラビアや中東で紛争が発生。中国は経済成長を遂げ、日本も国際平和維持活動に参加。バブル経済崩壊後、日本は経済改革を進めたが、課題が残る。グローバル化が進展し、環境問題や人権問題に対する国際的な取り組みが進む。日本も持続可能な社会を目指し、国際協力や人権保障に取り組む。
プリント
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ページ | タイトル |
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252-253 | 占領下の日本 |
254-255 | 民主化と日本国憲法 |
256-257 | 冷戦の開始と植民地の解放 |
258-259 | 独立の回復と55年体制 |
260-261 | 緊張緩和と日本外交 |
262-263 | 日本の高度経済成長 |
264-265 | マスメディアと現代の文化 |
266-267 | 冷戦後の国際社会 |
268-269 | 冷戦後の日本 |
270-271 | 持続可能な社会に向けて |