これまでに生徒さんや保護者の方からうけた質問と、それに対する私の答えをまとめたページです。





勉強法に関して

予習と復習のどちらに力を入れたほうがいいですか?

現在学習中の単元ならば、予習と復習は同様に重要です。どちらを重視するかは、生徒さんの理解度と性格によって異なります。
まず、現在の学習内容を完全に理解していない場合は、復習をすることが重要です。もし、現在の学習内容を一定程度理解している場合は、予習を可能な範囲で行うことをお勧めします。予習をすることで、学校の授業が復習になるため、学習内容がより定着しやすくなります。学校の授業が理解できるようになると、成績が自然に向上することが期待できます。
時々、「過去の学習内容が理解できていないので、そこから教えてほしい」という要望をお受けすることがあります。しかし、過去の復習に過度に時間を割くことはお勧めしません。過去のの復習に時間を費やしすぎると、現在学習している内容がおろそかになる可能性があります。その結果、過去の学習内容が理解できたとしても、現在学習中の内容が理解できなくなり、成績向上にはつながらない可能性が高くなります。本人が息切れしてしまい、最終的にはできないままになってしまうことが多いためです。
私は、現在学習中の内容を中心に学習し、必要に応じて過去に学んだ内容をフォローすることをお勧めしています。この方法を取ることで、現在の学習内容に追いつくことができ、成績向上にもつながりやすいと経験的に感じています。過去の学習内容の復習は、夏休みや冬休み、春休みなどの長期休業で集中的に行うようにしています。

テスト前は何を勉強すればよいですか?(中学生・高校生)

まずは、課題を早めに終わらせてください。課題の提出が、最低限の成績を確保するためには必須です。課題を提出できないと、それだけで減点の対象になります。したがって、テスト前日までに課題を終わらせることができなかった場合は、とにかく課題を完成させることを最優先させます。ただし、このような状態では、最低限の評価しか得ることができないために、成績の向上は期待薄でしょう。
成績向上のカギは、課題を完成させた後の勉強にあります。何をすればよいかは生徒さんによっても異なりますので、その都度ご相談ください。

指導に関して

学校の宿題や、自分で購入した問題集で、わからないところを指導してもらえますか?

解答・解説が用意されている問題でしたら、すべて指導の対象になります。但し、以下のものについては、お断りさせていただく場合があります。
・他塾のテキスト(塾によって教え方に特徴があり、その教え方に沿うことが困難なため)
・第三者(他人)のものと思われる宿題・課題(当然です!)
・解答のない問題(次欄を参照)

答えのない問題がありますが、答えを作成してもらうことはできますか?

運営規則に記載されている通り、解答のない問題についての単なる解答作成の依頼には基本的にお応えできません
授業中では、他の生徒さんと同時並行で指導しているため、時間内に答えのない問題を正確に解くことは非常に困難です。また、計算ミスや勘違いなども完全に回避することはできません。誤った指導をしてしまう可能性もあるため、答えのない問題に対する指導をお断りする場合があります。

休んだ授業の振替をとることはできますか?

本教室では、「振替」の制度は必要ありません。 まず、お休みいただいた日にチケットの消化はありません。また、前日までならば、臨時で予約をとったり、すでにある予約を変更することも可能です(要連絡:予約の状況によりお断りする場合もあります)。

毎回(週4日以上)予約することはできますか?

予約状況に余裕があれば可能です。なお、1ヶ月で13回以上指導を受けられたとしても、12回を越えるチケット消化はありません。

自習時間は何をすればよいですか?また、規定指導時間内に学校の宿題をやってもよいですか?

自習時間は、生徒さんご自身で勉強内容を選択していただいても構いません。もし、何をやればよいかわからないとき、または当方にお任せいただけるときは、通常の指導を延長して行います。また、必要に応じて規定指導時間中に宿題をすることも可能です。ただし、塾では宿題をしてほしくないという保護者のご意向があれば、宿題をさせることはありません。

指定された教科以外の内容を教えてもらうことは可能ですか?

基本の指導教科は以下のとおりです。
小学生:国語・算数・英語(必要に応じて理科・社会)
中学生:国語・数学・英語・理科・社会
高校生:数学・英語・理科(物理/化学/生物)
これ以外の科目は、可能な範囲で対応させていただきます。詳細はお問い合わせください。

その他

様子を知りたいので、授業を体験してみたいのですが?

お一人様1回に限り、無料の体験授業をご用意しています(小学生:60分、中学生:90分、高校生:120分)。体験後にはこちらから勧誘の電話等は一切致しませんので、お気軽にお声掛けください。詳細は以下のページを参照ください。

無料体験授業の申し込み

無料体験授業について

このページでは、乗運寺・寺子屋教室が実施する無料体験授業について説明しています。

食事や飲み物を持ち込んでもよいですか?

飲み物は、こぼれないような容器に入った状態(例えば、水筒やペットボトルに入った状態)のものは持ち込み可です。コップの中に入れた状態など、倒すとこぼれてしまうような状態での持ち込みはご遠慮ください。必要ならば着席時に飲んでいただいても構いませんが、必要最小限の時間でお願いしています。
食事の持ち込みに関しては、基本的にご遠慮していただきます。ただし、長時間受講される日(1日3時間30分以上)ならば軽食を持参していただいても構いません(事前に許可を得てください)が、食事をとられるときは指定した別室でお願いします。このときの飲食の時間は必要最小限とし、ゴミなどを散らかさないようにしてください(マナーが悪い方はおことわりさせていただく場合があります)。

お寺の手伝いをさせられたり、行事への参加を求められたりしませんか?

寺子屋教室の運営は、お寺の一部を借りて私(土屋大輔)が個人として行っているもので、お寺とは直接の関係はありません。したがって、宗教法人乗運寺の宗教活動と独立して行われており、檀家でない方でも自由に参加していただけます。

不登校(ぎみ)ですが、指導してもらうことはできますか?

本人が「勉強したい」という意思を持っていさえすれば、当方の指導を受けていただくことができます。
「勉強したくない」ことが、学校に行きづらい理由とは限りません。勉強したいにも関わらず学校に行きづらい場合、ご家庭で勉強を教えるか、自力で学習するかしかありません。この場合、(自力では理解できないなどの)解決できない問題が発生する可能性があります。そのため、本人やご家庭に大きな心理的負担がかかることもあります。一時的に学校に行けたとしても、別室で学校の先生に指導してもらえる場合もあれば、そうでない場合もあります。
このようなときに、塾を利用することが解決策のひとつになる場合があります。例えば、自宅から少し離れた場所にある塾に通うと、生徒たちは見知らぬ人ばかりになります。新しい生徒が入ってきても、勉強するためにやってきた生徒たちはあまり関心を示さないでしょう。そのような環境であれば、自分の勉強に集中して取り組むことができますし、分からないことがあれば講師に質問することもできます。また、定期的に家の外に出る機会があることも、後の社会生活においてプラスに働くことでしょう。
ただし、塾に通うことが必ずしも解決策となるわけではありません。生徒さんによっては、新しい環境や人との交流がストレスとなる場合もあります。また、相応の経済的負担や時間の制約も発生します。本人を交えて十分なご検討の上で、お問い合わせください